おびログ

美しくあるために。感性をみがき、知性をきたえる。

欲に目がくらむと、手元が見えづらく遠くの方がよく見える

「◯◯になったらいいのに」

はじめは、ほんのりとした淡い願いだった。
叶うなんて思っていないから、期待することはできなくて、願い自体も受け身で。

 

「〇〇したい」

それなのに、いざ叶うと途端に次の望みが生まれる。
うれしいと思うのは一瞬のこと。元々は願いが叶うと思わなかったことなど、すっかり忘れている。
少しずつ望みは大きくなっていく。次第にじぶんが主体となり、積極的になる。

 

「〇〇してほしい」

そのうちに、じぶんだけの枠に留まらず、他の人に対しても求めるようになる。
思った通りに動いてくれないと、気持ちがざわめく。

 

欲望にはキリがない。どこかで気づいて、うまくコントロールしなければいけない。
ただ欲しい欲しいと感情をまき散らしても、欲しいものは手に入らない。

 

はじめに戻って、淡い願いを抱いていたときの状態を思い出してみよう。
そのときから思えば、今、たくさんのものを手に入れているはず。
今手のなかにあるものを、感謝しながら大切にすること。
これまでの道のりを振り返ったら、きっと、うれしく愛おしい気持ちを思い出せる。

 

欲に目がくらむと、手元が見えづらく遠くの方がよく見える。
もう少し手元がよく見えるように、心のレンズを調整した方が良さそうです。

 

欲に目が眩む…
欲のために正常な判断力を失う。[コトバンク]