おびログ

美しくあるために。感性をみがき、知性をきたえる。

くせに気づき性格を知る

「案外ね」
 
ほぼ全ての話の先頭に、この言葉をつける人が身近にいます。
 
話の流れからすると使い方が間違っていることが多く、違和感があって会話の内容がすんなりと入ってこない。
 
言葉の変なくせは、やめたほうがいいと思ったので、よく使っているということを、やんわりとアピールしてみました。
自覚が無いのかなと思ったから。
 
やはり気付いていなかったようで、
 
「本当だ!」
 
と、はっとした様子でしたが、その後も使うのをやめない。
 
いつも悶々としながら話を聞きつつ、たまに「あ!(今使ったね)」という表情を笑顔でみせていました。
 
このままで良いのかな…と思っていたときに、ふと、気付いたんです。
 
「案外ね」
 
この言葉のくせは、その人の性格を表していると。
 
その人は、比較的思い込みが強い方で。
はじめ出会ったときの印象をずっと持ち続ける、素直な人です。
本質的にどうかというよりは、じぶんの印象が心に強く刻まれる。
 
だから後になって、はじめに思い込んだ印象が覆ることが多いそう。
 
「案外ね」と思うことが多くて、使用頻度の高い言葉がくせになった。そういう背景があったのです。
 
くせに気づき性格を知る。
 
相手を深く理解するためには、表面に見えているものの背景を見通す力が必要ですね。
 
背景があるにしろ、くせはやめた方がいいのにな…
 
大切な人が、周囲にどう思われるのかが気になる今日この頃です。
 

案外…
予想が外れること。思いがけないこと。まだ、そのさま。[コトバンクより]